ホームページ・リニューアル2周年を記念して…
ブログ特別企画をスタートさせました!
当ホームページでは、「その他教室のご案内」にて、アサナン以外の教室も掲載し、案内・紹介させて頂いております。それぞれが独立した教室なのですが、わたしたちは仲間、同志であり、伝統的なヨーガを広めたいという思いが共通しており、時折集まって、意見交換をしています。HP(ブログ)を、どう活用したらいいかと考えたとき、自己紹介を兼ねた「バトンリレー」をしよう!ということになりました。
テーマ(題目)を決め、ひとりの先生が文章を書きます。その後、次の先生へ、そしてその次の先生へと、バトンが渡されていきます。自分達のこれまでの経歴や経験、さらには、文章を通してそれぞれの個性や人柄が伝わり、ヨガをもっと身近に感じてもらえたら、ヨガの魅力を再認識してもらえたら幸いです!
記念すべき第1回目のテーマ(お題)は…
「ヨガをはじめたきっかけ」です。
第一走者は、大阪・豊中市でヨガ教室「Yoga Smiling」を開いている河崎先生!
アサナンの合宿、特別講座などにも、大阪から参加して、いつも助けてくれる心強い存在!河崎先生といると、笑いが絶えない!カワサキスマイリング!な先生です(^^)
子供を連れてヨガ教室へ…それがわたしのヨガ道のはじまりです☆
【ヨガと出会った頃 ~しまなみ海道 家族旅行~】
ある朝、友人と私は当時二歳だったお互いの子供たちを公園で遊ばせていました。
すると、同じような年齢のお子さんを自転車に乗せて颯爽と、どこかへ向かおうとしている あるお母さんの姿を見かけました。偶然にも、友人の知り合いの方だったので「〇〇さん、どこ行くの~?」と声を掛けると、
「子供を連れて参加できるヨガ教室に行こうとしてるの☆彡」と、はつらつとした様子で教えてくれました。それは、アサナンの前身である庚午中央会館のことでした。そして友人が「私達も体験に行ってみない?」と言ってくれたことで後日、体験へ行くことになりました。
ヨガ教室が何をするのか全然知りませんでしたが、身体を動かすのかな、子供たちを横で遊ばせておいてできるならいいな…そんな軽い気持ちで始まりました。
習い始めて間もなくだったと思います。足の指を呼吸に合わせて一本一本丁寧にゆるめる動作にとても衝撃を受けました。子供三人の子育て中心で行き当たりばったりの生活をしていた私が、
自身の足の指一本一本の大切さに気付き、大切にしたいと思えた瞬間でした。
また、仰向けのくつろぎのポーズをしている時、目を閉じているつもりが開いていた様で、「目を閉じて・・」と、そっと先生に教えていただく場面もあり、リラックスする必要性を感じていた様に思います。
約一年、友人たちと子連れで通い、春からいよいよ我が子が入園するので、そのクラスへは 通えなくなります。一般クラスへ移って通うのか、はたまた今後どうするのかを考えた時、自身の為に一般クラスへ通い続けようと決めたのでした。
これが、私のヨガを始めたきっかけ…かれこれ16年前になります。
そして、この中にでてくる友人とは、お寺ヨガ(教専寺)山口先生のことです。
初めての転勤先(広島)で、一番最初に出会った友人。あらためて振り返ってみると、とても感慨深いものがあります。。。
2023 年 7 月 11 日
Yoga Smiling ・河崎 真生
ヨガを始めて不快な症状が激減!続けることで、心も変わっていくことを知りました。
大阪の河崎さんからバトンを受け取りました、第二走者の山口です。
私も、ヨガを知った頃、子ども連れでヨガ教室へ行くことができるということで、体験へ。その時「自分のことなのに、自分に全く気付いていない」と衝撃を受け、ヨガの歩みが始まりました。
ヨガをはじめる前の私は、日々に追われ、体におこる不快な症状が多々あり、その都度、病院へ行っていました。
その不快な症状の一つが、”寝違い” で、朝起きると、寝違いで首が痛い。その日一日が憂鬱で、日常をこなすのも大変でした。 病院で治療し、一時的に症状を落ち着かせ、完全ではないが、日常を送る。 そういうことの繰り返しでした・・・
そんな中、ヨガ体験した日のことを今でも忘れません。
ヨガというものは、何をするのかな… そのような思いを抱きながら、ヨガ体験へ参加しました。 子ども連れでしたが、体験中、無我夢中でヨガに向き合い、体験していました。体験後、「山口さん、いつも肩が上がっていたよ!!」 と、先生から言葉をかけられ、「何・・・衝撃!」肩が上がっていること(肩にいつも力が入っていること)を知らされ、衝撃を受けました。 他にも、身体を動かすこと自体が新鮮で、アーサナに面白さがあり、子どもを連れてのヨガ教室に通い始めました。忙しい中の自分にとっての愉しい時間でした。
初めは、全く身体を動かしていなかったので、あちこち筋肉痛。レッスン後は眠気に襲われ、けだるさ、 そのような症状がありましたが、私と向き合う時間として、通い続けました。(子ども連れのクラスに1 年半通い、その後一般クラスにへ。今現在に至ります。)
ヨガ前に起こっていた多くの不快な症状が、ヨガに通い始めて、ヨガを続けていたことで、その 1 つである ”寝違い” は無くなりました。リラックスして、力みなく眠れるようになり、それはすごいことで、朝からの生活が明るくなって、顔が和らいているのです。 (心の状態も違います。)
すべての不快な症状が完全に無くなってはいませんが、 病院へ行く回数が減ったこと・・・、 自分で自分自身をケアしているからだと思います。
それだけではなく、外にばかりいっていた意識(周りのことを気にしていたり、 外にばかり求めている自分)が、ヨガの道を進めていくと、身体の癖だけでなく、心の癖に気づくようになり、変わっていく自分がいることを知りました。
何かを始めるタイミングには、勇気がいりますが、 周りに支えられ、今もヨガと共に歩み、生かされています。 そして、ヨガに出会い、人々の出逢いに感謝しています!
次のバトンは…ヨガ仲間、同志である「花×Hana ヨガ」谷脇さんへ…(実は私の妹です! )姉妹で、ヨガを伝えることに日々向き合っています。
2023 年 7 月 26 日
お寺ヨガ & 縁側教室(廿日市) ・山口敦子
辛そうにしているわたしに「ヨガの体験に行ってみない?」姉の勧めで、ヨガに出会いました。
【姉と、ガンジス川にて。】
お寺ヨガの山口先生からバトンを受け取りました。ブログ「バトンリレー」と聞いて、陸上部時代のリレーを思い出しました。前走者から想いと共にバトンが渡され、次の走者へと…今回は、第一走者の河崎先生、第二走者の山口先生から、この手にバトンを受け取りました。 今、振り返ると、私がヨガと出会ったきっかけも、姉(山口先生)からのバトンだったように思います。
県外での学生生活を終え、広島に戻り、介護職の道に進みました。老人ホームでの高齢者との関わり、夜勤勤務等、さまざまな経験を積み、充実感や楽しさを味わい始めた頃、新たな部署への異動となりました。新たな部署は、認知症専用デイサービスでした。認知症高齢者、職員との関わりを通して、気づきと反省の日々。徐々に、業務内容もハードになり、人間関係等の悩みを感じるようになりました。仕事だけでなく、将来への不安、焦りなどもあったように思います。疲れを引きずったままの目覚め、便秘に、肌荒れといった不調と共に、ストレスを抱えるようになりました。趣味や友人との時間を持ちながらも、ストレスが解消できない、リラックスできない休日。そんな日々を過ごす30代前半でした。 家には、時々、姉が子どもを連れて帰って来ていました。姉は、「ヨガに行っているんよ。」と、次第にヨガの話題が増えていき、育児中の姉が、ヨガとの出会いをきっかけに、人との繋がりを通して、いきいき過ごしていることが伝わってきました。業務量アップ、人間関係、 気持ちの浮き沈み、愚痴も増えていき、自己嫌悪を感じる日々の私に、姉が「ヨガの体験に行ってみない?」この一言が、私がヨガを始めるきっかけとなりました。
体験の日。身体を動かし、深い呼吸、緊張を解く…と、あっという間の90分。ヨガって?何?姉が勧めてくれて体験に行ったものの、体験後は、ヨガをもっと知りたくなっていました。
仕事を終え、夜クラスに通うようになり、残業で行けない日も、振替をしながらヨガを続けました。身体の反応に気づく、深い呼吸の心地よさ、こんなにも考え事が沸き起こってくるのか、なかなか解けない緊張…観察することの新鮮さを味わいました。そしてそれらを通して、「自分=身体・心」という捉え方をしていたことによる苦しみ、自分の中で作り上げていた苦しみに気づけたように思います。
次の走者は満嶋先生へ。満嶋律子さんにバトンを渡します。
私は、満嶋さんの真摯にヨガに向き合い、歩む姿を尊敬しています。そして、どんな時も、目を輝かせ、ワクワク感を大切に行動する姿にパワーをいただいています!
2023 年 8 月 10 日
花×Hanaヨガ&オンラインヨガ・谷脇稚子
ヨガで自分を見つめ直すことで、生活の中に愉しみが生まれてきます
こんにちは。谷脇先生からバトンを受け取りました満嶋です。転んでバトン落とさないように走りきりますので、みなさん 応援の程よろしくお願いします。
さて、私のヨガとの出会いですが厳密に言うと『先生』という「人」に巡り会えたことから始まります。
22年ほど前に主人の仕事で広島に来ました。それまでに長く習っていた3B体操を続けたいと思い、何カ所かの教室を見学。ですが内容が体操に偏っていたので断念しました。暫くして公民館でのヨガ教室を知り参加することにしました。そこに講師として来られた『先生』に出会ったのです。
『先生』は、あるレッスン時に「水」の本について、その内容を紹介され、それは私が大切にしている「言葉の振動」と同じように思えました。生徒さんの多くは年配者ですが、おざなりな態度には 、きちんと指摘をされました。無駄がない、揺るがない、指導者としての高い意識を感じました。そうして教室に通うようになりました。
ヨガをはじめて、自分には2つの大きな問題があることに気づきました。その一つが、「体に対して鈍感であった」ということです。どこをどう動かすとどうつながっていくのか、それを感じることなく、長い間、形ばかりにこだわっていたのです。
そしてもう一つは、「思い込み」です。「これは知っている」「あれはこうでしょう」と、年齢の多い分だけ経験もたくさんあり、どこかで決めつけてしまうところがあったのです。
これら私が抱えていた問題は、ヨガを続けていく中で、次第に、そして自然に解決していきました。
「ゆったりとした深い呼吸にあわせて体を動かすこと」このようなヨガの動きが身に付いてくると、自然に体を意識するようになり、体の声を聞き取れるようになりました。
そして同じ頃、
「思い込み」による緊張からも解放されていきました。「いつも元気でいなくては」「もっとしっかりしなきゃ」という「わたしは年齢が上だから」という自分が作り出した「囲い」による気負いや緊張がとけていったのです。
ヨガが体操に偏らない、内面の緊張をも解く行法であることを、自分を通して知ってからは、能動的にヨガに取り組むようになり、自分のヨガ道を歩き始め、ヨガ教室「窓」を開設。ヨガを伝えていくことをしています。
今では囲いも取れ、行く先に限界もありません。ゴールのために歩いているのではなく、続けるために歩いています。どんな道を歩くのか、愉しもうと思います。
後になってしまいました、谷脇先生にはアサナンでよく指導してもらいました。声の響きが光の玉となって体に染み込みます。透明感のある素敵な指導者です。
次にバトンを渡すのは、共に指導者になるために学んだ岩山洋子先生です。愛情いっぱいの暖かい心持ち。常にヨガに向き合い質問を持ち続けている熱心な先生です。
バトンを持ちながら立ち止まり、振り返ることが出来ました。『先生』、仲間、そして皆さんに感謝します。
2023 年 8 月 30 日
古江集会所 ヨガ教室「窓」 満嶋律子
※満嶋さんのブログページは、お引っ越ししました→「古江集会所ブログ」
頭と体のリラックス、そして心の安らぎ。その感覚をヨガと出会い、知りました。
【満嶋さんと。インドから帰国中の機内にて。】
出産後仕事を辞め専業主婦になり、子どもたち中心の生活を送っていたころヨガに出会いました。
近所の集会所で子どもを連れて参加できるヨガクラスがあると聞いて、身体を動かしたいなと思っていた私は、長男と首が座ったばかりの次女と一緒に体験に行きました。
初めてのヨガの途中から涙が湧き出てきました。一瞬だけでも安心できる場所、雰囲気の中での自分のためだけの時間は、慣れない子育てに必死だったそのころの私には必要であったことに気が付いた瞬間でした。頭は色んなことを考えすぎてパンパンだったことに、リラックスという言葉が自分から遠いところにあったことに、気が付きました。
ヨガを終えると、歩き始めの第一歩が軽くなっていることに衝撃を受けました。それまでは体が重たかったのだということに、軽くなったことで初めて気が付かされたのです。
能動的に自分に気が付いていくことを起点に、心身を整えてく。シンプルで、やったことのなかったところにヨガの魅力を感じました。これが私のヨガを始めたきっかけです。
その後、第4子を授かり、辛いつわりや足腰への負担が、ヨガをすると楽になることを実感しました。ヨガをすることの必要性と面白さを感じ、家でも習慣的にヨガをするようになりました。出産は穏やかで楽しい時間になりました。
また、生活の中で苦しいことや逃げたくなることにも、ヨガでほっと一息の時間を持つことでゆとりが生まれ、新たな選択肢があることに気が付くなど日常が豊かになっていると感じます。
ヨガの体験に一緒に行った次女は現在17歳。ヨガと出会って17年目になりました。
ヨガはサンスクリット語で繋がるという意味があります。その言葉の通りヨガを通して仲間から繋がれたバトンを アサナン 森川先生 へと繋ぎます。
2023 年 9 月 28 日
「里山∞ヨガ」岩山洋子
腰痛に悩まされているわたしをみて、母にヨガを勧められました
最終走者、アンカーをつとめることになりましたモリカワです。
ヨガを始めたきっかけは、母からヨガを勧められたからです。20代のわたしは、ひどい腰痛に悩まされていたのです。母はすでにヨガ教室に通っていて、自宅でも「ス~、ハ~」と、呼吸を伴いながらヨガをしていました。
教室での初めてのヨガ体験では、「ヨガは、わたしに向いている!」とは、正直思いませんでした。教室の「静けさ」と「ゆったりした時間の流れ」が、通常の自分とかけ離れていたため、静かすぎて落ち着かない。ゆったりとした口調、穏やかな空気感も、まどろっこしい…自分の普段の生活のスピードとのズレを感じました。
くつろぎのポーズでは眠気が襲ってくるのに、いつ起こされるかわからない「うかうかリラックスなんてできませんよ」という気持ちでいましたし、周りの生徒さんは、わたしより随分と年上であるのに、体が柔らかく、背筋もピンとしていて、筋力もある。一方、わたしの姿は不格好に思え、ひとり苦笑い。呼吸法では、頭がクラクラし…と、ヨガの「良さ」を実感するには程遠いところにいたように思います。
とはいえ、友人と通っていたため、しばらく続け、あるとき、先生が仰向けでくつろぎのポーズをするわたしに、「ここ、この足首に意識を向けて、吐く息で足首の力を抜くんですよ」と、足首を持ってささやかれました。「抜けてるよ、力入れてないよ」と思いましたが、先生に足首をつかまれていると、そこに意識を向けやすくなったのか、足首の力が、呼吸と意識と共に「抜けた」のです。「あれ?まだ抜ける、まだ抜ける…」と、吐く息ごとに弛み、足首、膝、肩、肘、というように、触れられた関節が、次々と弛んでいくのを実感しました。
そのあたりから、ヨガに興味を持ちはじめ、ヨガを自分の中に取り入れるようになりました。
先生のヨガのお話(理論)も、自分が生きてきた世界では聞いたことのないものばかりで難しく、「きっとわたしのような人間には関係のないことなのだろう」と思っていたのですが、父を亡くした経験と重ね合わせ、話を聴くようになり、自分の人生経験で培った知識や理解を超えたものに触れたい、更には「自分で試したい」と思うようになりました。
ひとえに「継続」といっても、人生(生活環境)は、様々に変化しますので、何度もくじけそうになりましたが、ヨガをやめることなく続けることができ、30数年になります。気付けば、ヨガと共に人生を歩み、自分人体実験を続けてきました。教室の皆さんにも、「自分人体実験」を大いに勧めています。そしてわたしの実験も、まだまだ続きそうです。
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実験は「結果ありき」でするものではなく「ただ試したくなる」その興味や情熱によってするものです。こういう結果を得たいからするといった「結果ありき」になったとたん、その実験という行為自体がつまらないものとなり、ヨガもつまらないものになってしまうことでしょう。
どんな感じがするか、何に気づくかは、やってみなくてはわからないものです。難しく考えず、興味がわいたら、体を動かし、呼吸を変え、目を閉じてみましょう。
そして、継続にあたっては、「グル(導き手/先生)」や、この場の仲間のような「同じ方向を向く同志」も大事な存在です。自分ひとりではくじけそうでも、もう少しやってみよう!と踏みとどまり、継続できる、継続の助けとなってくれるからです。
このようなことで「継続の秘訣」もお伝えして、この度のバトンリレーを終了したいと思います!!
これを機に皆さんも、ヨガ道のきっかけを(あの頃の自分を)振り返ってみてくださいね!
2023 年10月 11 日
「アサナン」モリカワ