2025/06/10

Naveen先生ジャパンツアー②

教専寺・本堂にて(5/12月曜)

広島市の開催、最終日(3日目)は、教専寺・本堂にて。皆さんでお勤めをした後、ご住職のお話を聴き、ナヴィン先生のヨガ時間、そして茶話会という流れでした。「お勤め(お経をよむ)」はバクティヨガにあたります。ナヴィン先生も仏教の儀式にならって、お念仏、礼拝、合掌など、皆さんと同じようにされていました。ご住職もその姿をみて、「様になっておられますね。ぎこちなさもなく、さすがです」と笑顔で感心されていました。

ナヴィン先生とご住職が談笑する姿は、国は違えど、人生をかけて伝統を継承するお二人のオーラが共通しており(安定感、大らかさ、愛情深さ、柔和さ…)お二人への「尊敬」の念が、私の中で改めてわいてきました。むくむくとわいてくる感動、悦び…宗教家とヨギの談笑シーンは、生涯忘れないと思います。

ナヴィン先生は滞在中に「自分の内側で、一定のリズムを刻んでいる」ということを話してくださいました。自分の内側にリズムを持っていて、その規則的なリズムを崩さないということだと思います。数年来、ご住職と接している中でも、それと同様のものを感じます。

「自分の内なるリズムを感じ取り、それを乱さない」というのは、単純な教えのようで、とても深く、そしてヨガをする私たちにとって、日々、継続できるテクニック、コツを教わったように思います。ぜひ皆さんも、頭でいろいろ考えるではなく、心で感情を抑え込むではなく、表面を飾り立てるでもなく、自分の内なるリズムに意識を向け、それを一定に刻むことをしていきましょう。最初、難しいと感じたら、お経を唱えるでもいいし、マントラを唱えるでもいいと思います。意識を内側に繋ぎとめることからはじめましょう。そのようなことをしているうちに、外界からの刺激によって、容易に、いとも簡単に、自分の中のリズムが乱れるのがわかるようになると思います。それはすなわち、これまで「無意識レベルで、外界の刺激によって、心が乱れ、あちこちに翻弄されているときがあった」ということ他なりません…

ぜひ、共に、頂いた教えが実るように、実践、継続していきましょう!

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ご住職のお話では、大切なものはインドから伝わったというテーマで、わたしたちにも馴染みのある「ナマステ」や、マザーテレサ、ガンディーといった人物にも触れながら、いつものようにわかりやすく、私たちが忘れがちな「大切なこと」に目を向ける、心のこもったお話をしてくださいました。

その後のヨガでは、開け放たれた本堂にナヴィン先生の声がやわらかく響き渡り、参加者皆さんがそれぞれのベストを尽くしました。

茶話会は、なんとも和やかな時間だったでしょう。参加した方も「本当に優しい時間でした」「みんなが知り合いというわけではないのに、ふわっと温かい、いい時間、空間でしたね」と柔和な表情で伝えてくださいました。本当に特別な空間でした。ご住職とナヴィン先生が、大きな大きな船となって、皆さんを「智恵」の世界に導いたのかな…と思います。

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「Keep Shinig」Tシャツを、何気なく着てくださっていた坊守さん(お寺の奥さま)。とてもうれしかったです。来日が決まってから、お二人そろって、この日を楽しみにしてくださっていたこと、一緒に準備を整えてくださったこと、最後まで皆さんが心地良く過ごせるよう配慮してくださったこと、心より感謝申し上げます。

「仏教とヨーガと。」ご住職とナヴィン先生のコラボ。本堂にて、このような機会に恵まれたこと、このようなご縁を頂けたことに、心から合掌致します。

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※「東広島・くらら(5/14水曜)」も、追ってUpします!お楽しみに…