今日は8月6日。
広島への原爆投下から、ちょうど80年が経ちました。
今日の「昼ヨガ」では、平和な日常があることは、決して当たり前ではないこと。太陽が今日も昇ることも、私たちがこうして呼吸をしていることも、すべて「当たり前」ではないということを共有し、実践しました。
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昨日の8月5日18時、教専寺本堂にて原爆忌追悼法要が執り行われました。
数年前からお参りさせていただいていますが、年々、参列者が減っているのを感じます。
被爆者や、当時のことを直接知る方が減っていくのは、時間の流れの中で避けられないことです。
ですが問題なのは「若い世代への継承」がほとんどなされていないという現実です。
私自身も、原爆の直接的な影響を受けたわけではありません。
関係者であるとかないとかは関係なく、「平和を護る一員」として、教専寺へ足を運んでいます。
そういった意味で、どうか来年は、もし体力があり、時間があり、そして気力があれば、皆さまも教専寺へお参りください。
「平和は大切だよね」と思うだけでは、平和は護れません。
平和を本当に次の世代へとつなぐには、「行動する人」が必要なのです。
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教専寺の境内にひとつ新しい看板が立ちました。
本堂に向かって左手にある石碑「護法」を、お寺ヨガに通われている方はご存知かと思いますが、その石碑の意味を説明する看板が立てられました。
その文章から「仏法の継承は、こうして人の手によって積み重ねられてきたのだ」と、
何度も耳で聞いていた話が、看板の文字となって目の前にあると、その重みがずっしりと心にのしかかります。
どうぞ、教専寺にいらした際は、
ぜひその場に立ち止まり、「護法」の字を見て手を合わせてみてください。
平和が「続くもの」としてではなく、「護るもの」として、私たちの、そして次世代の、心の中に灯り続けますように。